皆様ゴールデンウィークの連休はいかがお過ごしでしたでしょうか？
悪化する円安の影響で国内や近場でゆっくり過ごされた方が多くいたかもしれませんね。

私は日帰りで中津川にあります馬籠宿に行ってきまして、日本の原風景で心を癒してまいりました。
日差しが強く汗ばみましたがこの時期は日陰や木陰で浴びる風が本当に気持ちが良いですよね！

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さて、本日はFOR “ME” GYMが皆様のお食事プランを作成する際に活用している「分子栄養学」の紹介と事例紹介を合わせてしたいと思います。
最後まで見ていただけましたら幸いです。

〈分子栄養学を用いた最強お食事プラン〉
FOR “ME” GYMの作成方法と事例紹介

まずはじめに「分子栄養学」とは何か、お伝えいたします。

すごく簡単にまとめると…
体内の栄養状態や過不足を細胞の分子レベルで考え、栄養療法アプローチを行う分野の学問です。

会社にお勤めの方は毎年受けている「健康診断の血液検査」。
AやB、悪いとDなどの判定基準が存在するのを一度は目にしたことがあると思います。

その一般医療基準より厳しい範囲で栄養の過不足を見るのが分子栄養学を用いた血液検査基準です。
イメージしやすいように画像を作成しましたのでご覧ください。

FOR "ME" GYM
血液検査ブログ

このように🟥一般医療の基準では問題のない数値でも、🟨分子栄養学の基準では過不足が生じていると判断します。
悪くなってから治療する「医療」と未然に防ぎ対策する「予防医療」みたいに考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。

分子栄養学を活用すれば本当の意味で、お一人お一人に合ったお食事のプランニングが作れるのではないか？と考えこの学問の知識をつける決心をしました。
ただ、血液検査だけで全てが分かるわけではないので、そういった認識も持ちつつ、他には実際の生活習慣のヒアリングなども照らし合わせて過不足している栄養素の調整を提案させていただいております。

さて、ここからはFOR “ME” GYMに通われているお客様の血液データ解析の事例を紹介いたします。
※実際の数値などはお客様の個人情報となりますので、差し控えさせていただきますのでご了承ください

【Aさんの場合】
不足している栄養素：鉄分、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル類
考えられるお体の状態：腸の炎症傾向

Aさんはコレステロール値が高めで医療基準より高めに出ていましたが、他の項目では「”オールA判定”の異常なし」でした。
普通に考えれば、鉄分やミネラルをサプリメントで補えばOK！となりそうですが、腸の炎症を示す数値が高くなっていたので、安易にサプリメントを摂るとかえって炎症を悪化させてしまう可能性がありました。

腸は栄養を吸収するとっても大事な臓器ですので、腸が健康な状態でないとせっかく取り込んだ栄養素もうまく吸収できなくなってしまいますよね！

そこでご提案させていただいたのは、以下の「炎症対策」です。
・7〜8時間以上の睡眠
・40回以上の咀嚼
・週2回の有酸素運動
・抗酸化物質の摂取
・プロバイオティクス（善玉菌サプリ）の摂取　　など

それぞれの詳しい解説は割愛させていただきますが、この中でもAさんが実践しやすいように具体的な方法や食事の仕方、選ぶべき食材などをご提案いたしました。

【Bさんの場合】
不足している栄養素：抗酸化物質
考えられるお体の状態：肝機能低下、抗酸化力低下

Bさんは基礎疾患もお持ちでしたので、そちらの状態も考慮して分析いたしました。
特質すべき点は人間のもつ最強の抗酸化物質である「尿酸」が圧倒的に少なかった点です。
＊多いと痛風のリスクが高まりますが足りないのも好ましくありません

抗酸化力が衰えてしまうと代謝の根幹であるミトコンドリアが酸化してしまうことで肝機能低下に陥ってしまうリスクがあります。
実際に肝機能低下を示す数値も出ていたため、抗酸化力のある食材をご紹介して、日々のお食事に取り入れてくださっています。

その結果、極端な食事制限やカロリー制限をせずに、体脂肪が減り始めてきています。
今後のお体の変化や血液検査の推移が楽しみです♪